日本マイクロソフトは3日、Windows 8.1のパッケージを10月18日に発売すると発表した。パッケージ構成は「Windows 8.1 Pro」「Windows 8.1」「Windows 8.1 Pro Pack」の3エディション。合わせて、2013年10月末でWindows 7のパッケージ出荷を終了する。
「Windows 8.1 Pro」は、Windows 8.1の全機能に加え、ドメイン参加による会社ネットワークへの接続、リモートデスクトップ、BitLockerによるドライブ暗号化などを搭載する最上位エディション。参考価格は25,800円(税抜)。
通常版の「Windows 8.1」は"一般ユーザーや家庭向けのエディション"という位置付け。参考価格は13,800円(税抜)。Windows 8.1 Proと同様、32bit版DVD-ROMと64bit版DVD-ROMを同梱する。
「Windows 8.1 Pro Pack」は、Windows 8.1からWindows 8.1 Pro with Media Centerにアップグレードできるエディション。Windows 8.1 Proの機能に加え、Windows Media Centerによるテレビ視聴などが利用できる。製品にはプロダクトキーのみ同梱する。参考価格は12,800円(税抜)。
この3エディションのダウンロード版も、同社直販サイト「Windows.com」および「Microsoft Store」で同日より販売開始する。また、現在Windows 8を利用しているユーザーは、ニュージーランド時間10月18日(日本時間10月17日の午後8時)より、Windows ストアから無償でWindows 8.1にアップデートできる。
なお、Windows 8.1の販売開始にともない、2013年10月末でWindows 7のパッケージ製品の出荷が終了される。