JAFは、日暮れが早くなるこれからの季節に向け、ヘッドライトを早めに点灯するようドライバーに呼びかけている。薄暮時は物が見えにくくなり、見落としを原因とする交通事故が多発する時間帯。早めの点灯が未然の事故防止に役立つ。

少しでも暗くなってきたと思ったら点灯を

オートライト機能は車種ごとに特性が異なる

秋から冬にかけてのシーズンは日暮れが早くなり、夕方のラッシュが解消する前に暗くなり始める。交通量が多い中で物が見えにくくなり、事故が多発する要因となっている。また、自分からは見えていても、周囲からは見えていないという認識の「ずれ」も起こりやすく、これも事故につながる要因となる。

薄暮時の事故を防ぐには、ヘッドライトを早めに点灯して視界を確保すると同時に、自分の存在を周囲に知らせることが大切だ。ほとんどの車には車幅灯があるが、JAFではヘッドライトを早めに点灯することを勧めている。

最近の車には、周囲が暗くなると自動的にヘッドライトが点灯する「オートライト」機能が装備されることが多くなった。この機能を活用することも事故防止に有効だが、オートライトの点灯タイミングは車種によって異なることが、JAFで実施したユーザーテストで判明している。クルマ任せにするのは禁物で、少しでも薄暗くなったと感じたらヘッドライトを点灯するように心がけるべきとしている。