インテルとNTTレゾナントは25日、パーソナルヘルスケアサービスの普及促進を発表した。インテルは従来より、コンティニュア規格対応の健康機器で測定した健康データを、PCで手軽に記録・管理できる「ヘルスケア・キット」を無償で提供し、健康機器を利用した健康管理の啓蒙とプロモーションを展開してきた。
今回、NTTレゾナントは、コンティニュア規格に対応したプラネックス製のBluetooth搭載USBドングルを提供開始。また、インテルによるヘルスケア・キット技術の提供を受け、健康管理アプリ「gooからだログ コンティニュア アプリ ver.2」をリリースする。
NTTレゾナントのクラウド型健康管理サービス「gooからだログ」は、血圧や体組成などをコンティニュア規格に対応した健康機器で測定すると、スマートフォンなどからクラウド上の「gooからだログ」に自動転送し、データを管理できる。この自動転送をスマートフォン以外で利用するためには、コンティニュア規格対応PCや対応USBドングルが必要となる。
USBドングルは、コンティニュア規格のHDP(Health Device Profile)に対応し、Bluetooth規格はBluetooth 4.0およびBluetooth 3.0+EDRに対応。OSはWindows XP / Vista / 7に対応する。販路はNTTグループのオンラインストア「NTT-X Store」で、価格は1,980円。
USBドングルを使用することで、コンティニュア規格非対応のPCや組み込み機器経由でも、健康データの自動転送および管理が可能となる。両社は個人やオフィス環境にて、PC経由での手軽な健康データの転送・管理を目指す。