ビジネス用語には、特定の環境で使われることが多いもの、そうではないものなど、認知度に差がある場合があります。「フィックス」は、果たしてよく使われているビジネス用語なのでしょうか。マイナビニュース会員にアンケート調査を実施し、確認してみました。

  • フィックスの意味と使い方

Q.「フィックス」という言葉を使いますか?

よく使っている 5.4%
使っている 8.2%
あまり使っていない 21.2%
使っていない 65.2%

フィックスを使った例文

「書類が出来上がった際に、ダブルチェックをした後にフィックス版としている」(25歳女性/医薬品・化粧品/事務系専門職)
「ドキュメントの完成版や、やり取りの完了について使う」(31歳女性/情報・IT/技術職)
「決めることをフィックスという」(31歳男性/金融・証券/専門職)
「打ち合わせでの相手との確認や設計書のレビューの時など。『確定させる』意味で使っています」(33歳男性/情報・IT/技術職) 「スケジュールの確認とかで。確定していたら『フィックスしている』などと言います」(24歳女性/アパレル・繊維/事務系専門職)
「内容の合意が取れ、方針が確定した時」(28歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)
「決定したかどうか会議場で確認するとき」(24歳女性/電機/事務系専門職)
「いくつか条件があるときに固まっている条件を挙げるときに使います」(33歳男性/その他/事務系専門職)

フィックスの意味は?

フィックス(fix)とは、固定させる、決定する、確定するという意味で使われるビジネス用語です。会議で最終決定を出した時や、プロジェクトや仕事で方針を確定した時、スケジュールが確定した時などによく使われています。またマイナビニュース会員の意見によると、書類の決定稿をフィックス版として呼んでいる方や、部分的に確定した事柄にフィックスを使っている方もいるようです。会社によっては、「フィックス」という言葉が深く根付いているところも多いかもしれません。

マイナビニュース会員の中で「フィックス」を実際に使っている方の割合は、13.6%。どちらかというと使っている方は少ないようです。しかし全く使わないビジネス用語かといえば、そういう訳でもありません。どんな場面で「フィックス」が出てくるかはわからないため、取りあえず頭に入れておいて損はないといえるでしょう。

調査時期: 2013年8月26日~2013年8月27日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性215名 女性285名
調査方法: インターネットログイン式アンケート