Valve Softwareは23日(現地時間)、リビングルーム向けの大画面ディスプレイでの利用をターゲットとしたOS「SteamOS」を近日公開すると発表した。未だ詳細は不明だが、ゲームプレイに加えてリビングルーム向けの機能を盛り込むものと見られる。
Valveによると、SteamOSはLinuxベースに開発が行われ、すでに数百を超えるゲームがSteamOS上でネイティブに動作するという。2014年に登場するAAAタイトル(大作ソフト)に付いてはあらためてお知らせするとしている。
また、Windows PCやMacでプレイしたゲームを家庭内LAN経由で、SteamOSにインストールしたマシンへストリーミングする「ホームストリーミング」、家族や親しい人々とアカウントを超えてゲームを共有できる「ファミリーシェアリング」、アカウントごとにアクセス権限を設定する「ファミリーオプション」といったリビングルームでの利用を強く意識した新機能の提供に加え、SteamとSteamOSから音楽やテレビ番組、映画といったコンテンツの配信も予定する。
SteamOSは無料でダウンロードが可能で、近日公開されるという。同社のティザーサイトではカウントダウンが行われている。また、ティザーサイトには今回のSteamOSに加えて、さらに2つの発表があることが示唆されており、日本時間の9月26日午前2時に何らかの発表があるものと思われる。