シードは20日、使い捨てコンタクトレンズの一部製品について、製造過程で微細な異物が混入している恐れがあるとして、対象商品2,399箱を自主回収すると発表した。

今回、回収対象となる商品は、2013年8月30日以降に店頭で販売した「シード 1dayPure うるおいプラス」「シード1dayPure うるおいプラス トライアルレンズ」の一部製品(96枚パックは対象外)。対象商品のロット番号は、下記画像または同社Webサイトにて確認できる。

自主回収対象ロット(出典:シードWebサイト)

ロットの見分け方(出典:シードWebサイト)

同社によると、製造工程中のレンズ保管設備の部品が一部破損している状態で製造されていたという。破損部品が製品に付着した可能性は低く、現在まで確認されていない。また、万が一レンズに付着したとしても、製造後に全品自動画像判定システムおよび目視での検査を実施しており、健康被害を及ぼすような異物が混入する可能性はないと説明している。

同社は、消費者に対して謝罪するとともに、今後は「より一層品質管理の徹底に努める」としている。問い合わせは、同社「お客様相談室」(フリーダイヤル:0120-317103)まで。受付時間は9:00~17:00。