「ソーシャルビジネス」または「社会起業家」のコンセプトの認知度

NPO法人ETIC.(エティック)は、20~30代の男女を対象に、ソーシャルビジネス・社会起業家というコンセプトに関する認知度調査を実施した。調査は8月21日・22日にかけて行われ、1,310名から有効回答を得た。

20~30代の男女の認知率は64%

最初に、「ソーシャルビジネス」又は「社会起業家」という言葉を知っているか尋ねたところ、64%が「知っている・聞いたことがある」と回答した。そのうち7%は「内容まで詳しく知っている」と回答している。性別で比較すると、男性の方がやや「詳しく知っている」と回答した割合が高かった。

ソーシャルビジネスを知った経路は「テレビ」が1位

次に、「ソーシャルビジネス」「社会起業家」をどういった経路で知ったかという設問では、「テレビ」(42.2%)が1位。2位の「ニュースサイト」(23.7%)をおよそ20ポイントも引き離している。以下「雑誌」(9.3%)、「新聞」(8.7%)と続く。「facebook」や「Twitter」はそれぞれおよそ4%程度だった。

「ソーシャルビジネス」「社会起業家」をどういった経路で知りましたか?

知っている団体は「日本ブラインドサッカー協会」が1位

続いて知っているソーシャルビジネスの団体・企業について尋ねた。認知度が最も高かったのは「日本ブラインドサッカー協会」(6.7%)だった。以下、「株式会社マザーハウス」、「エイズ孤児支援NGO・PLAS」と続いた。

知っているソーシャルビジネスの団体・企業は?