資格・スキル・通信教育情報総合サイト「BrushUP学び」

パセリが運営する資格・スキル・通信教育情報総合サイト「BrushUP学び」は、2013年上半期(1月~6月)において、「20~40代の女性が資料請求をした講座の人気資格ランキング」を発表した。

「介護職員初任者研修」は制度改正で駆け込み需要が増加

同ランキングは、サイトに登録している約6万7,000講座の中から、2013年上半期で最も資料請求が多かったものを順位付けしたもの。1位は昨年に引き続き、介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)で、前年比1.18倍。2位は、医療事務(同0.83倍)、3位は保育士(同1.22倍)という結果となった。

続いて4位はネイル、5位はリンパドレナージュ(マッサージ)、6位は心理カウンセラー、7位は宅建(宅地建物取引主任者)、8位は簿記、9位は食育、10位はペン字・ボールペン字・書道となっている。

1位のホームヘルパー2級は、2013年4月より制度改正で「介護職員初任者研修」に移行。前年同期比1.18倍となった背景には、制度移行による駆け込み需要も考えられる。また、安定的に介護人材への需要があることや各社講座開講記念として割引キャンペーンを行っていたということもトップとなった要因であるようだ。

「保育士」は、昨年の5位から3位にランクアップ。待機児童問題が取り上げられることが多くなるのに比例して、資料の請求数も増加した。一方、昨年2位の「ネイル」は、今年は4位にランクダウンしている。

また、「CAD」の資格も人気となっている。幅広い業界で需要があるため常に人気のある資格だが、今回は前年同期比の1.31倍に増加。安定的な求人数の伸びに加え、景気回復傾向にある中で円安や復興助成金など「自動車」「建築」業界の盛り上がりへの期待感も感じられる。