米Googleは11日(現地時間)、HaswellベースのCPUを搭載したChromebookの新ラインナップが、今後数カ月以内に登場すると発表した。Intelがサンフランシスコで開催しているIDF(Intel Developer Forum)で明かされたもので、東芝やヒューレット・パッカード、エイサーなどからの登場が告知されている。

Chromebookの新ラインナップ

Intelの第4世代Core「Haswell」(開発コード名)搭載のChromebookは、前世代のCPUより2倍の性能アップや、低消費電力によるバッテリ寿命の向上などがうたわれ、エイサーやヒューレット・パッカード、東芝から登場する。このうち、東芝は初のChromebook製品の投入となるほか、ASUSからも、ボックス型のデスクトップPC「Chromebox」が投入されるという。

ヒューレット・パッカードから登場するというChromebook「HP Chromebook14」は、14型で9.5時間のバッテリ駆動時間、重量が4.08ポンド(約1.85kg)、7秒未満での起動という。また、エイサーのChromebookは11.6型で重量が2.76ポンド(約1.25kg)、8.5時間のバッテリ駆動時間、8秒未満での起動などの情報のみが公開されている。

新ラインナップ全体を通じ、長時間のバッテリ寿命や豊富なデザインの製品が登場するといい、主要なノートPCメーカーのうち6社がChromebookの提供を予定する。

Chromebookは、Googleが開発するPC用OS「Chrome OS」を搭載するPC。「高速に、簡単に、安全で、手頃な価格にデザインされた」というChromebookで、米Googleはハードウェアのパートナーとともに、Chromebookの拡大に取り組み、今回新ライナップを発表したという。