AKB48が18日に東京・日本武道館で開催する「AKB48 34thシングル選抜じゃんけん大会」で、予想を上回る約8万人の応募が殺到したことから、新たに"禁断席"が設けられることが11日、AKB48のオフィシャルブログを通じ発表された。

2012年の第3回じゃんけん大会で優勝した島崎遥香

今回の発表の書き出しは「またやらかしてしまいました」。今月8日から10日の先行予約では、指定席、2階後方立見席ともに応募が殺到し、運営側は「またもや"落選祭り"になってしまいました」と事情を説明。関係者席を大幅に減らして一般席に変更したものの、それでも数が足りなかったことから、「"禁断席"に手を出すことになりました」と苦渋の決断だったことを明かす。

この"禁断席"とは、一般には開放することのない"モニター観覧席"のこと。セットの真裏に位置することから、リアルな歓声や熱気を感じることができるものの、肉眼では見ることができない。"禁断席"購入者は、セット裏に設置された大型モニターを通じて、推しメンたちに声援を送ることになる。運営側も、「別名『わざわざ武道館に足を運んでモニ観なんて、だったら家でテレビを観るよ席』でございます」と念を押している。

なお、指定席が3,000円、2階後方立見席が2,000円に対し、この"禁断席"は1,000円。先行予約は12日10:00からスタートし、13日10:00に締め切られ、13日19:00以降に当選結果が発表される。最後に運営側は、「そんなジレンマを抱えながらも、当日のナマの熱気を味わいたい方はぜひお越しください。スタッフに間違えられても構わないという、真のAKB48グループファンのみお申込くださいませ」と書き添えている。