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国際オリンピック委員会(IOC)は9月8日、アルゼンチンでのIOC総会において、東京で開催される2020年夏季五輪の追加種目は、レスリングであることを発表した。

歴史あるレスリングが残留、簡潔なルールへの変更などが奏効

IOC委員95人による投票が行われ、1回目で過半数以上の委員がレスリングを支持。1896年の第1回近代五輪でも開催された伝統種目の存続が決まった。

IOCは今年2月、レスリングを五輪で優先的に実施する25種類の「中核競技」から除外。野球・ソフトボールとスカッシュと共に、残り1つとなった実施競技枠を争っていた。国際レスリング連盟は分かりやすいルールに変更するなどの改善を行い、三つどもえでの“争い”に勝利した。

野球とソフトボールは五輪種目に復帰すべく、統合団体を設立したが落選。スカッシュも初の五輪競技採用とはならなかった。