Parallels Desktop 9 for Mac

パラレルスは、Mac上でWindowsやLinuxなどのゲストOSを実行できる「Parallels Desktop」の最新版、「Parallels Desktop 9 for Mac」を発表し、バージョン7と8のユーザー向けのアップグレード版の販売を同社運営の「Parallelsオンラインストア」にて開始した。アップグレード版の価格は4,900円。通常版の販売は9月6日より。

店頭および、各種Eコマースサイトでは、初回出荷分(4,000本)については限定価格の4,900円での提供を行なう。初回出荷分の販売が終了次第、通常版(7,900円)に切り替わるとのことだ。また、アカデミック版と大学生協版も用意されており、前者はApple Online Storeにて、後者は全国大学生活協同組合で販売を行う。アカデミック版/大学生協版の価格は、ともに3,900円。従来より提供されているSwitch to Mac Editionも用意されているが、こちらについては現時点で10月以降の発売がアナウンスされているのみで、発売日および価格については未定となっている。

今回のバージョンアップでは、まもなくリリースされる予定の次期Mac OS「Mavericks」に対応(Mac OS X 10.6.8以降で利用できる)。ゲストOSはWindows XP/Vista/7/8、Linux、Google Chrome OSなどが利用でき、Windows 8.1への対応も告げられている。そのほかに、Windows環境下でのThunderbolt/FireWireドライブへの対応、Windows上で動作するPDFプリンタなどの機能が追加されている。