「JINS」を展開するジェイアイエヌは、富士急行とのコラボレーションによる夏季限定のコンセプトショップ「FUJIYAMA JINS」を、8月5日から9月8日まで富士急行線河口湖駅にオープンする。「登山者の眼を紫外線から守る」との発想から誕生したという。

モ1形を改装した「FUJIYAMA JINS」(イメージ図。実物の外観とは異なる)

富士山の世界遺産登録が決まった今夏、「安全かつ健康に富士登山を楽しんでほしい」との思いからさまざまな取組みを行ってきた富士急行と、「日本人の眼を守る」をコンセプトに商品展開してきた「JINS」のコラボが実現。富士山の麓から紫外線啓発のメッセージを発信すべく、富士山への玄関口でもある河口湖駅にコンセプトショップが登場する。

「FUJIYAMA JINS」は、河口湖駅にて静態保存されているモ1形を改装した特設店舗に。同車両は1929(昭和4)年、富士急行の前身である富士山麓電気鉄道の開業に合わせて新造された。電気ブレーキや砂まき装置などの急勾配対策を施した車両だという。後に上田丸子電鉄(現在の上田電鉄)へ譲渡されたが、富士急行創立60周年事業にて引き取られ、創立80周年事業の一環で河口湖駅で展示されることになった。

「FUJIYAMA JINS」ではオープニングセレモニーも開催予定。両社関係者をはじめ、「ウルトラマンの日」(7月10日)に「JINS」とのコラボアイウエアを発表したウルトラマンも、「紫外線から地球人の眼を守るために緊急出動し、特別店長に着任!」するとのことだ。同店舗の一般開店は8月5日午前11時頃を予定している。