日本ヒューレット・パッカードは29日、OSにAndroid 4.2を採用した10.1型タブレット「HP SlateBook10 x2」を発表した。キーボードドックが標準で同梱され、タブレット部との分離合体タイプになっている。

写真で見る、日本HPの新型Androidタブレット「3兄弟」

スモークシルバー

スノーホワイト

本体カラーとしてスモークシルバーとスノーホワイトの2モデルを用意し、スモークシルバーにはストレージ容量が16GB / 64GBの2モデルをラインナップ。スノーホワイトはストレージ容量64GBの1モデル。直販サイト「HP Directplus」で9月上旬から発売し、価格はスモークシルバーの16GBモデルが50,000円前後、スモークシルバーおよびスノーホワイトの64GBモデルが60,000円前後の見込み。

タブレットスタイルとクラムシェル型ノートPCスタイルの2通りで使える「ハイブリッドPC」をうたう。着脱機構は、同社のWindows 8搭載11.6型コンバーチブルPC「HP ENVY x2」とほぼ同じもの。10.1型の液晶ディスプレイはIPS方式のタッチパネルで、解像度は1,920×1,200ドット(WUXGA)。キーボードドックは日本語84キー、キーピッチは約17.3×16.3mm(一部キーを除く)、キーストロークは約1.5mm。

タブレットとキーボードドックを分離したところ

発表会の一幕

タブレットとキーボードドックの両方にバッテリを内蔵し、バッテリ駆動時間はタブレットのみで約8時間45分、キーボードドックと合わせれば約14時間45分に延びる。本体サイズ/重量は、タブレットのみがW258×D182×H9.6mm/約600g、タブレット+キーボードドックだとW258×D194×H20~22.5mm/約1.25kg。

そのほか主な仕様は、プロセッサがNVIDIA Tegra 4(最大1.80GHz)、メモリがDDR3L 2GB、ストレージ(eMMC)が16GBまたは64GB。主なインタフェースは、タブレット部にmicroSDメモリーカードスロット(最大32GB)とマイク入力/ヘッドホン出力コンボポート、キーボードドックにSDメモリーカードスロット(最大32GB)、HDMI出力、USB 2.0、マイク入力/ヘッドホン出力コンボポートを備える。ほか、92万画素フロントWebカメラと200万画素リアWebカメラ、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth、加速度センサー、ジャイロスコープ、デジタルコンパス。オフィススイートとして、KINGSOFT Office for Androidが付属する。