女性ばかりで担ぐ大天狗の面

群馬県沼田市市街地で、大天狗の面をみこしに見立てて担ぐ「沼田まつり」が開催される。開催日時は8月3日~5日の13時頃~22時頃まで。

女性たち「天狗」を担ぎ家内安全を祈願

400年の伝統を持つ同祭りは、須賀神社の「沼田祇園祭」と「沼田まつり産業祭」が1つとなった町ぐるみの大祭で、古くから「おぎょん」と呼ばれている。おぎょんとは、もともと祇園祭が源流で、「ぎおん」の発音が「おぎょん」になったと言われているという。

見どころは、交通安全・家内安全・商売繁盛・諸願成就を祈願し、女性約200人で担ぐ「天狗みこし」。そのほか、人形を飾り、お囃子をつけて曳行する山車(まんど)行列、町みこしの共演、須賀神社・榛名神社のみこしの渡御などを実施。誰でも自由に参加できる千人おどりなども行う。

なお、沼田市では「天狗みこし」の担ぎ手も募集。対象日は3日と5日の両日で、詳細は「天狗みこし担ぎ手募集」から見ることができる。

天狗みこしは夜も町を練り歩く