8月3日に同時上映される特撮映画『劇場版 仮面ライダーウィザード イン マジックランド』と『劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック』の完成披露会見&プレミア上映会が19日、東京・丸の内TOEIで開催された。

前列左から中村静香、忍成修吾、白石隼也、陣内孝則、竜星涼、丸山敦史、桃瀬美咲、後列左から高山侑子、戸塚純貴、永瀬匡、奥仲麻琴、佃井皆美、斉藤秀翼、金城大和、塩野瑛久、今野鮎莉

『劇場版 仮面ライダーウィザード イン マジックランド』は、平成仮面ライダーシリーズ第14弾の劇場版。誰もが自由に魔法を操る「魔法使いの国」が舞台で、陣内孝則が54歳にして史上最年長の悪のライダー(魔法使い)「仮面ライダーソーサラー」として登場することでも話題となっている。同時上映の『劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック』は、「スーパー戦隊シリーズ」初の試みとなるミュージカルムービー。サンバのリズムで躍動しながら、邪悪な強敵・デスリュウジャーと激闘を繰り広げる。

会見と舞台あいさつに登場した陣内は「ちょうど今選挙をやってますが、この映画のマニフェストはメガヒットです! 私が54歳でライダーに挑戦したのも興行成績がいい作品だから、そして素晴らしいドラマが描かれているからです! 打倒『アバター』や『タイタニック』、せめて勝ちたい『風立ちぬ』!」とノリノリで同時期公開のジブリ作品に挑戦宣言。会場のファンに対しては「映画では悪い役をやってますが、本当はこの中で一番いい人です。おじさんは会場の子供たちが大好きですが、本当はそのお母さんたちが一番好きです!」と6月の製作発表記者会見と同様にハイテンションでまくしたて、爆笑を誘っていた。

『劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック』からは、陣内以外に白石隼也、忍成修吾、奥仲麻琴、永瀬匡、戸塚純貴、高山侑子らが登場。白石は「ウィザードらしい仮面ライダーに仕上がりました。TVシリーズも合わせての集大成といえる作品になりました」と胸を張り、劇場版ゲストの忍成は「僕のキャラは心の葛藤とかも描かれているんですが、大人の僕が見ても楽しめるいい作品に参加できたと思います」と自信を覗かせていた。

『劇場版獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック』からは、竜星涼、斉藤秀翼、金城大和、塩野瑛久、今野鮎莉、丸山敦史、中村静香、桃瀬美咲、佃井皆美らが登場。竜星は「皆さんにお会いできてうれしいです。30分という短い時間ですが、最初から最初まで『キョウリュウジャー』らしい作品になっています!」と初の単独作品をアピール。丸山は「本当に勢いとスケール感のある作品です。皆さんには歌って踊っていただけたらと思います! 本編では役作りのためにわざとぎこちなく踊っています」と見どころを語り、デスリュウジャーに仕えるディノガールズの一人、レムネアのセクシーな衣装で登場した桃瀬からは「監督からキスしたいようなかわいいおへそだねと言われました」という発言も飛び出していた。

『劇場版仮面ライダーウィザードinマジックランド』『劇場版獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック』は2本立てで8月3日より全国公開。