ソニーは7月18日、PC内のデータを自動でバックアップするSDメモリーカード「バックアップSDカード」を発表した。メモリ容量が16GB、32GB、64GBの3モデルが用意され、発売は8月20日となっている。いずれも価格はオープンで、推定市場価格は16GBモデル「SN-BA16」が3,800円前後、32GBモデル「SN-BA32」が6,500円前後、64GBモデル「SN-BA64」が14,000円前後。

16GBモデル
「SN-BA16」

32GBモデル
「SN-BA32」

64GBモデル
「SN-BA64」

パッケージ

バックアップSDカードは、指定したPCフォルダのデータが更新されると、付属ソフトを利用して自動でSDカード内にバックアップを行うもの。使用に際しては、本製品をPCのカードリーダーに挿入し、付属ソフト「Real-time Backup Utility」をインストールする必要がある。Real-time Backup UtilityでバックアップしたいPC側のフォルダを選択しておくと、フォルダ内のデータが更新された際に(新規作成も含む)、バックアップSDカードに自動でバックアップデータを作成してくれる。Real-time Backup Utilityの対応OSは、Windows XP(SP3) / Vista(SP2) / 7(SP1) / 8。

バックアップの際は、AES 256bitで自動的に暗号化。バックアップしたファイルの書き戻しにはパスワードが必要なので、仮にバックアップSDカードを置き忘れたり紛失したりしても、他人がファイルを見ることはできないとしている。

16GBモデル「SN-BA16」と32GBモデル「SN-BA32」はSDHC、64GBモデル「SN-BA64」はSDXCとなる。以下共通で、SDスピードクラスは「Class 4」、および高速転送規格のUHS-Iに対応している。本体サイズはW24×D32×H2.1mm、重量は約2g。