爆笑問題の田中裕二とホンジャマカ石塚英彦が26日、都内で行われた映画『モンスターズ・ユニバーシティ』のダン・スキャンロン監督とプロデューサーのコーリー・レイの来日記念イベントに参加した。

映画『モンスターズ・ユニバーシティ』のイベントに参加した爆笑問題の田中裕二(左)とホンジャマカ石塚英彦

同作は、マイク&サリーの出会いや、ふたりがモンスター界最恐の"怖がらせ屋"としてタッグを組むことになった経緯などを解き明かしていくストーリー。

同シリーズの1作目からマイクとサリーの声を担当している田中と石塚だが、同作の吹き替えのオファーが直前までなかったらしく、田中は「きっと(吹き替えが)代わるんだろうなと思っていました。内山くんと(ナインティナインの)岡村というパターンもあるなと」と不安になったことを明かした。また同作にちなみに子どもの頃になりたかったものを聞かれると「ジャイアンツの4番を打つのが夢だった」(田中)、「飛行機に凄く憧れていて、パイロットになりたかった」(石塚)とそれぞれコメント。すると「(米国版でマイクの声を担当している)ビリー・クリスタルの子どもの頃の夢もプロ野球選手になることだったのよ」とコーリー・レイが話し、日米のマイク役声優の意外な共通点が明らかに。しかし、これからの夢を聞かれると「正月映画に出演したい」とふたり揃って非常にリアルな夢を口にした。

この作品は、ディズニー/ピクサー長編映画史上初となる前作の前日譚を描いたもの。その理由についてプロデューサーのコーリー・レイは「我々は、この作品を作るときに、マイクとサリーの友情をより掘り下げる方法を模索していて、そのためには過去に戻った方が面白いんじゃないかと思ったんです」と説明。一方、ダン・スキャンロン監督は同作の制作にあたり、とにかく面白いストーリーを作ることに注力したことを強調していた。

ほか、今でも怖いものについてダン・スキャンロン監督が「ピエロ」と答えるとコーリー・レイは「小さいときにイエティに追いかけられる夢をよくみたので、イエティが怖いわ。だから『モンスターズ・インク』にイエティ風のキャラクターが出ているのよ」と自身の怖いものをそのまま作品制作に活かしたことを語った。

映画『モンスターズ・ユニバーシティ』は、2013年7月より、2D・3D同時公開。