女優の平田薫、お笑いコンビ・ピースの綾部祐二が19日、都内で行われた、DVD&Blu-ray『自縄自縛の私』(DVD 3,990円、Blu-ray 4,935円で発売中 発売元:よしもとアール・アンド・シー)の発売記念イベントに出席した。

左から、ピース・綾部祐二、平田薫

同作は、「女による女のためのR-18文学賞」作品の映画化シリーズの第1弾で、蛭田亜紗子の同名小説(新潮社刊)を実写化した作品。OLの百合亜(平田)は、サービス残業や部下からのイジメによるストレスを解放する手段として、自分で自分を縛る“自縛”を密かな趣味としていた。百合亜はブログで知り合った自縛マニアの男と出会い、大胆な行動を重ねていく――というストーリーで、俳優の竹中直人が監督を務めている。

“自縛”する女性を演じた平田は、「恥ずかしくて映画館に行けなかった人も、家でこっそり観て」とアピールし、「縄の良さは分からないけど、縛られてるキューピーちゃんを見て可愛いなと思うようになりました」と心境の変化があった様子。「縛りをやったことが無かったので、最初はビニール紐で練習した」と役づくりを振り返った平田は、本格的な練習のためにアダルトサイトで緊縛本と赤い縄を買ったそうで「お母さんの名前で送ってもらいました(笑)。サイトには見た事が無い面白いものがいっぱいありました」と照れ笑い。毎日“自縛”の練習に明け暮れていたそうで、「縛ったまま朝まで寝てたら地震があって。家が潰れて助けられたらどうしようって思いました」とエピソードを披露して笑いを誘っていた。

また、「エロティックだけど下品じゃない。薫ちゃんがフレッシュに演じてます」とPRした百合亜の恋人役の綾部は、平田とのキスシーンが印象深かった様子。竹中監督には普段のキスを要求されたそうで、「濃厚でした。非常に興奮しましたね」とニヤけ顔を浮かべる綾部に、平田は「あそこまですごいキスは初めて。アゴまで食べられちゃうんじゃないかと思った」と苦笑い。「キスシーンをやった後、薫ちゃんの事を意識してたけど僕だけだったみたい……」としょげる綾部は、報道陣に最近のキス経験を聞かれると「彼女はいないけど、そういう機会はたくさんありますよ。(女性は)僕の生き甲斐ですから」と意気揚々と語り、「結婚願望が全然無いので、毎日楽しくやってます」と奔放な生活を満喫していることを明かした。