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イーフロンティアは、同社ソフトShadeシリーズ最新版となる「Shade 3D ver.14」を7月25日より発売する。ラインナップはBasic(価格9,800円)、Standard(価格40,000円)、Professional(価格80,000円)。全ラインナップがWin/Macのハイブリッド製品となる。対応OSは、Windows Vista / 7 / 8、Mac OS X 10.7 / 10.8。ラインナップの詳細は以下の通り。
| 製品名 | 価格(税別) |
|---|---|
| Shade 3D Basic ver.14 | 9,800円 |
| Shade 3D Basic ver.14 ガイドブック付き | 11,800円 |
| Shade 3D Standard ver.14 | 40,000円 |
| Shade 3D Standard ver.14 アカデミック | 20,000円 |
| Shade 3D Professional ver.14 | 80,000円 |
| Shade 3D Professional ver.14 アカデミック | 40,000円 |
「Shade」シリーズは、同社が1986年以来バージョンを重ねる国産の統合型3DCGソフトウェアで、人物から立体的なオブジェクトまで思い通りに作り出す。累計で60万本を越える出荷実績を誇る。新バージョンでは、全製品でWindows/Mac OSのどちらでも利用できるハイブリッド版での提供を行い、買い換えなど利用環境の変化にも対応できるようになっている。
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新機能として、「線のオフセット」が搭載されており、繰り返し回数の入力、4種の角のタイプの選択など様々な形状作成に応用できる。テキストエフェクタでは、OpenTypeとTrueTypeをサポート。和・洋書体ともに立体化できるようになり、ワープロ感覚で容易く書体を3D化できる。3Dプリンタの利用機会の増加を踏まえ、STLフォーマットをサポートしているほか、レンダリングの際のパフォーマンスの改善、透視図の立体モニタ表示にも対応している。
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「線のオフセット」による作品例 |
OpenTypeとTrueTypeをサポートしたフォントの立体化 |
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STLフォーマットのサポート |
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LSCMによるUVメッシュ展開 |
StandardとProfessionalでは、UVメッシュの展開方法の自由度を広げるLSCM(Least squares conformal map)機能の追加、Professionalでは表面材質、光源ごとに品質調整が可能になっており、例えばレンダリングに時間をかける高品質な影、計算を省略し高速表示する影という具合に、レンダリング時間と品質のバランスが図れるようになっている。
なお、同社では6月21日以降にver.13を購入し、登録を行ったユーザーに対して無償バージョンアップを提供する(申し込み期限2013年9月13日)ほか、従来バージョンのShadeユーザーに向けたキャンペーン(キャンペーン期間は6月30日まで)なども展開する。
