幻蜂汐璃の叔母、若槻華恵を演じる優香。(C)2014 枢やな/スクウェアエニックス (C)2014 映画「黒執事」製作委員会

枢やな原作による実写映画「黒執事」にて、優香が幻蜂汐璃(げんぽうしおり)の叔母役、若槻華恵(わかつきはなえ)を演じると発表された。

華恵は、未成年である汐璃が巨大企業ファントム社を経営するために後見人となる人物で、原作からインスパイアされたオリジナルキャラクター。汐瑠の壮絶な過去を知る唯一の理解者でもある。独身を貫き、知的で妖艶な魅力をまとう華恵は、水嶋ヒロ演じる執事・セバスチャンと汐璃が追う怪事件の捜査に協力する。

優香はこれまでのイメージとは一転、ミステリアスな役どころに挑戦。32歳の実年齢を上回る、色香漂う39歳の女性を演じる。バラの花びらをバスタブに散りばめた、妖艶な入浴シーンもある模様だ。

完全オリジナルストーリーが展開される映画「黒執事」。原作は19世紀のイギリスを舞台としているが、実写版では2020年の、西洋と東洋の文化が入り乱れたアジアの都市が描かれる。公開は2014年新春。監督は「NANA」シリーズの大谷健太郎と、TVアニメ「TIGER & BUNNY」のさとうけいいちのタッグが手がける。

優香コメント

監督やプロデューサーの方々のこの作品に対する熱意がとても強く、その中に入れることがとにかく嬉しかったです。
演じる若槻華恵は、ミステリアスな女性で、今までにない役だったので挑戦するという想いでいっぱいで不安もありました。とにかく、“貫禄”、“大人”、“リーダー”、“愛のある人”ということを意識し、精一杯演じました。
皆様に抱いてもらっているイメージを良い意味で裏切るような、大人のイメージを持ってもらえることを確信しています。 これからも様々な役をやっていきたい!と思わせてもらえた作品に出逢えて、感謝しています。

大谷健太郎監督コメント

優香さんが、最初、若槻華恵役を演じるにあたって、とても悩んでいたのを覚えています。
映画「黒執事」にとって、華恵はとても重要で、役作りの難しい役でもありました。
優香さんは、これまでのタレント業から、本格的に女優として活動していきたいという分岐点に立っていらして、華恵の役作りに真摯に取り組む優香さんの姿勢に、自分も心打たれました。
現場での彼女の演技は、最初悩んでいたのが信じられないくらい素晴らしかった。
誰もが知っている優香さんが、誰も知らない優香さんの魅力を全開にしてくれました。
ぜひ楽しみにして下さい。

さとうけいいち監督コメント

「若槻華恵」はある意味ハードな役であります。バラエティーや、他の作品等で観る優香さんとは180°違う顔を見るコトができます。
007のボンドガールか!?、ルパンの峰不二子か!?、はたまた!?
まあソレは見てのお楽しみと云うことで。
今作では、撮影にあたってどんなプランで撮るか?と絵コンテなるモノを沢山描いたのですが、中でもアクション以上に華恵(優香さん)の入浴シーンは格別ゴージャスになるようにとカラーで仕上げたのは此処だけの秘密でお願いします(笑)。ある有名ブランドのCF以上のゴージャスさかと。
この映画で表現された優香さんに「セクシー&カッコイイ」を感じると断言します!