20代女性の18.4%は海外旅行を予定

ジャパン・ホテル・リート・アドバイザーズはこのほど、「夏の国内旅行の動向」に関する調査結果を発表した。同調査は、1都3県在住の20代から60代以上の男女を対象として行い、1,000名から回答を得た。

旅行を予定している人は4割以上

「今年の夏休みに宿泊を伴う旅行(帰省を除く)を予定しているか」を聞いたところ、31.7%が「国内旅行を予定」、9.6%が「海外旅行を予定」と答えた。男女年代別に見てみると、「国内旅行、海外旅行のいずれか、もしくは両方に行く予定」と答えた人は4割強(41.3%)となり、なかでも20代女性は約6割(56.3%)、30代女性は5割強(50.4%)が旅行を予定していた。

夏休みに旅行をする理由は「短日程」

短い日程で旅行に出かけられる点を重視

「夏休みに国内旅行をする理由」を聞いたところ、約5割(48.0%)の人が「短い日程で行けるから」と答えた。なかでも50代女性(61.5%)、40代男性(58.6%)、20代男性(57.1%)からの回答が目立った。次いで回答が多かったのは「国内の観光地に興味があるから」の26.3%。60代以上の男性は39.3%、40代女性は36.1%だった。

宿泊日数や予算はやや増加傾向

予算を「気持ち増やす予定」は20.8%

昨年と今年の旅行について「宿泊(予定)数」を聞いたところ、「昨年同様」が57.5%と一番多く、次いで「増やす予定」が36.4%だった。

また「昨年と今年の旅行予算」について聞いたところ、全体では「昨年同様」が41.3%で1位だったが、「気持ち増やす予定」が20.8%、「倍以上増やす予定」が2.8%となり、計23.6%が予算を増やす予定だった。逆に「気持ち減らす予定」は7.0%、「半分以下にする予定」は1.2%と減らす人は合計で8.2%だった。

男女年代別に見ると、旅費を増やす予定との答えが多かったのは30代男性(31.4%)、50代男性(31.0%)、20代女性(30.8%)という結果が出た。

夏休みの国内旅行の目的は、全年代で「温泉」が1位

旅行の目的は「温泉」が多い

「今年の夏休みの国内旅行の目的」を聞いたところ、1位は「温泉」の33.6%。また20代女性の20.5%、30代男性の20.0%は「テーマパーク」と答え2位となった。「海」と答えたのは、他年代が10%台前後の中、30代女性は27.9%、40代女性は22.2%だった。