一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12日、マイクロソフトの月例のセキュリティ更新プログラムやAdobe Flash Playerの最新のバージョンを適用するように注意喚起を行っている。

マイクロソフトの6月の更新では深刻度「緊急」のInternet Explorer用の累積的なセキュリティ更新プログラム (2838727)(MS13-047)が含まれており、またMicrosoft Office の脆弱性によるリモートコードの実行(MS13-051)では、海外で標的型攻撃が確認されているとして、Microsoft UpdateやWindows Updateを用いて更新プログラムを早急に適用するように呼びかけている。

また、Adobe Flash Playerの脆弱性に関する注意喚起も行っており、Internet Explorer 10 以前、Firefoxでは11.7.700.224、Google Chromeでは11.7.700.225の最新のバージョンにアップデートするよう促している。

バージョンの確認は、「Adobe Flash Player:Version Information」より、アップデートは「Adobe Flash Player ダウンロードセンター」から行える。