旅行者物価指数(トリップインデックス)2013

旅行口コミサイトTripAdvisor(トリップアドバイザー)は、外国人観光客数の多い世界49都市(※)における旅行者の出費を比較調査した、「旅行者物価指数(トリップインデックス)」を発表した。

トリップインデックス(旅行者物価指数)は、世界の人気都市で旅行者が一晩で使う一般的な費用を比較したもの。

同調査は旅行者のカップル(2人組)の1日の出費を、宿泊費(4つ星クラスのホテル1泊)、食費(現地の一般的なメニューの2人での食事)、レストランとホテルを往復したタクシー代(タクシーの走行距離2マイル×往復/約3.21km×2)、カクテル(各都市のトップクラスのホテルのバーでドライマティーニを2杯)でモデル化。外国人観光客の多い世界49都市で調査した。

旅行者物価指数、高い都市はオスロで5万6,950円

その結果、旅行者物価の最も安い都市はソフィア(ブルガリア)の1万5,521円、2位はハノイ(ベトナム)の1万7,250円、3位はワルシャワ(ポーランド)で1万8,374円だった。

一方、最も旅行者物価の高い都市はオスロ(ノルウェー)で5万6,950円、次いでチューリッヒ(スイス)の5万1,287円。オスロの合計金額は、旅行者物価の最も安い都市ソフィアのおよそ3.5倍という結果となった。

東京は3万9,457円と世界のワースト12位。アジアでは最も旅行者物価の高い都市となっている。

すべてのランキングデータのインフォグラフィックは、トリップアドバイザーで公開している。

※世界観光機関(UNWTO)の調査による外国人旅行者の入国者数トップ50カ国から主要都市49都市を選択