志村けん一座 第8回公演『志村魂-「先づ健康」再び!-』に出演する志村けんといしのようこが30日、東京都内で会見を開き、本番に向けて意気込みを語った。

志村けん(左)といしのようこ

往年の名コンビともいえる志村といしのだが、昨年行われた同舞台の第7回公演で20年ぶりに共演してコントを披露し、話題となった。今公演ではそれに続いての再共演となる。久しぶりの共演となった昨年の公演を振り返って、「不安感がいっぱいだった」といういしのは「私と志村さんのコントを知らない子もいっぱいいるからいきなり私が出てってポカンとされたらどうしようと思って」と不安を抱きながらの出演だったというが、実際には「待ってましたというノリ」だった。

長い間、志村の"相方"としてコントに出演し続けてきたいしのは、ブランクはあるものの、その間の取り方は絶妙で、この日も息がぴったり合ったコントさながらの会話を繰り広げてきた。いしのにとって、志村の存在を問うと、「志村さんとお仕事するまでコントっていうのがどういうものかわからなかったんです。何年もかけて教え込まれたので、志村サンが作る間とか笑いを素直に受け止められると思います。ブランクがあっても安心感があるし、志村さんはすごい方なので少々の無茶をやっても大丈夫だという安心がある」と笑顔で語った。

志村といえば、今年3月に自身のブログで体調不良を明かし、それが大々的に報じられたが、現在は「大丈夫です。(酒も)飲んでるから」と回復をアピール。さらに、「あれ(ブログ)は酔っぱらってついつい書いちゃったんでね。人恋しくて」と明かした。当時は、「1日5杯まで制限した」という志村。酒量は制限したものの、休刊日はとってなかったと話すと、いしのは「もうちょっと自分を律してくださいよ」とあきれ顔。さらに志村が「(制限するのも)ストレスが溜まるんだぜ?」とこりていない様子なのに対して、いしのは「本当、人の言うこと聞かない」とぼやき、コントさながらの仲の良さを発揮していた

舞台『志村魂-「先づ健康」再び!-』は6月27日~7月7日まで天王洲 銀河劇場、7月12日に神戸国際会館こくさいホール、7月18日~24日に中日劇場、7月26日~28日に本多の森ホール、8月3日~4日にキャナルシティ劇場で上演。