大井川鐵道は、営業用に保有する蒸気機関車4両のうち1両を期間限定で青色の塗装にして運行する。青色に塗られるのは、1942(昭和17)年製造で、大井川鐵道本線で初めて動態保存運転に使用されたSLとしても知られるC11形227号機。

2012年夏に運行した際の青色塗色「SLくん」

「青い塗装のSL」が走るのは昨年に続き2回目。2005年の創立80年を記念して誕生したキャラクター「SLくん」を再現し、青い車体に大きな目玉、赤い蝶ネクタイを着けた姿で運行する。運転期間は7月20日から8月25日までの火曜・水曜を除く毎日。期間中、新金谷駅9時57分発・千頭駅11時11分着「かわね路11号」と、千頭駅14時3分発・新金谷駅15時27分着「かわね路14号」に使用される。なお、期間終了後は本来の黒色に戻るとのこと。