JR西日本と大阪府八尾市はこのほど、八尾駅周辺整備事業として工事を進めていた自由通路と橋上駅舎を、7月6日始発より供用開始すると発表した。

大和路線の電車にも使用される201系(写真はイメージ)

同事業では、駅南北を結ぶ自由通路の整備と橋上駅舎化に加え、「鉄道施設および渋川踏切(駅西側)の改良」「駅前広場整備を含めた周辺道路のバリアフリー化」など、住民の安全性や利便性の向上を図る整備を行っている。

このたび供用開始となる自由通路と橋上駅舎でも、幅広い利用者層に配慮。自由通路にはエレベーター2基(南北に各1基)とエスカレーター4基(上り用・下り用を南北に各1基ずつ)を、橋上駅舎にはエレベーター2基とエスカレーター4基(上り用・下り用を上り下り両ホームに各1基ずつ)、バリアフリーに対応した多機能トイレ2カ所を備えた。

供用開始に先立ち、6月29日13~15時に一般を対象にした見学会を実施。JR大和路線(関西本線)八尾駅にて、供用開始前の自由通路と橋上駅舎部分を見学できる。ただし、橋上駅舎から駅のホームに降りるのは不可とのこと。