東京都交通局はこのほど、都営地下鉄の日比谷駅と神保町駅を改修するにあたり、利便性の高い店舗を展開し、駅空間の再生を図ると発表した。

日比谷駅・神保町駅を経由する都営三田線の電車

都営地下鉄では今後、乗換えに便利な駅にエレベーターを増設するなどの改修を行っていく予定。中でも利用者の多い日比谷駅(都営三田線)と神保町駅(都営新宿線・都営三田線)に関して、駅構内の改修に際して店舗を設置できるスペースを創出する。いわゆる「駅ナカ」商業施設を展開することで、利便性が高く、明るく魅力的な駅空間をめざす。資産の有効活用により、経営基盤の安定化に資する目的もあるとのことだ。

日比谷駅と神保町駅の改修については、2013~2014年度にかけて設計・工事が進められ、店舗のオープンは2015年度を予定している。