Yahoo! JAPANとデジタルハーツは13日、両社が協業し、政治家のホームページ"のっとり"や情報の漏えいなどを防止するためのセキュリティ診断サービス「サイバーセキュリティサポート」を選挙候補者、国会議員や政党を対象に提供することを発表した。

「サイバーセキュリティサポート」は、公職選挙法の改正によるインターネットを利用した選挙運動の解禁に伴い、ホームページに対するセキュリティホールの有無や外部侵入による情報漏えいの可能性の診断サービスを、選挙候補者、国会議員や政党を対象に行うというもの。両社は、2013年夏の参議院議員通常選挙から政党や政治家のインターネットを通じた情報発信機会が活発になると同時に、情報資産の信頼性を維持することが、これまで以上に求められるとしている。

Yahoo! JAPANは、2006年2月の「Yahoo!みんなの政治」、2009年11月の「ネット選挙運動解禁の是非について署名活動」の実施、2010年6月の「個人政治献金サービス」(「Yahoo!みんなの政治」)なども行っている。デジタルハーツは、ソフトウェアの不具合を検出するデバッグ事業を中心に国内外に事業を拡大しており、4月1日からWebサイトやインターネット環境のセキュリティホールを検査する「サイバーセキュリティサービス」を展開している。