「IKEMEN HOLLYWOOD」の外観

フードアミューズメントパーク新横浜ラーメン博物館は4月24日、アメリカ・ハリウッド発のラーメン店「IKEMEN HOLLYWOOD(イケメンハリウッド)」を出店する。開館20周年企画の一環として、日本にお店がなく、現地の気候・風土・食文化を取り入れた「世界のご当地ラーメン」を誘致・紹介する企画の第1弾となる。

世界17か国26都市のラーメンを調査し発掘

「JOHNNY DIP(ジョニーディップ)」(850円)

同館ではこれまでパリ、フランクフルト、ローマ、アムステルダム、ロンドンなど、世界17か国26都市を訪れ、延べ200店舗以上の海外のラーメンを調査してきた。そしてここ数年、各国の気候・風土・食文化と融合した「世界のご当地ラーメン」が世界各地で誕生しつつあることを発見したという。

同館によると、現在日本以外の国で最もラーメン店が多い国はアメリカで、ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコを中心に広がりを見せていたが、ここ数年でシカゴやフィラデルフィア、サンディエゴなど、アメリカ全土に広がりつつあるとされる。その数は少なくとも300軒以上存在するが、多くはとんこつラーメンが中心で、日本のスタイルを踏襲したものか、それらを模倣したものばかりだという。

今回出店される「IKEMEN HOLLYWOOD(イケメンハリウッド)」は、アメリカ初のつけ麺(DIP RAMEN)をメインとした店で、日本のつけ麺、ラーメンとも一線を画した味わいだという。メニューからネーミング、内装、制服まで、全てにおいて「尖ったエンターテインメント」を追求。ラーメンのスタイルは、自由の国アメリカを象徴する無国籍なテイストに日本の食文化を融合させたアメリカンジャパニーズフュージョンとされる。

「JOHNNY DIP(ジョニーディップ)」は、とんこつベースのつけダレにバジル、松の実、オリーブオイル、ニンニク、2種のチーズを使用。「香り」と「うま味」を最大限に活かしたつけ麺。価格は850円。

「GHOST BUSTER DIP(ゴーストバスターディップ)」(900円)

「GHOST BUSTER DIP(ゴーストバスターディップ)」は、とんこつベースのスープに生クリーム、トリュフオイル、ソテーしたマッシュルームを加え、仕上げに客席でマシュマロをバーナーで炙って甘みと香りを添えた。価格は900円。「BONITO RAMEN(ボニートラーメン)」は、鶏ベースのスープに、削りたての「枕崎産鰹節」をトッピングした。価格は750円。

「BONITO RAMEN(ボニートラーメン)」(750円)

店舗の場所は横浜市港北区新横浜2-14-21 新横浜ラーメン博物館内。営業時間は月~土が11時開店、日曜祝日が10時30分開店。最終入場は21時~23時の間で変動。無休。入館料金は大人300円、シニア・小人100円、3カ月フリーパス500円、年間フリーパス800円。詳細は「新横浜ラーメン博物館のニュースリリース」を参照のこと。