日本ギガバイトは19日、同社のSocket FM2対応マザーボード「GA-F2A85X-UP4」とAMD製APU「A10-5800K」を利用した、DisplayPort経由での4K解像度(3,840×2,160ドット)の出力を確認したと発表した。

4K2K解像度での表示イメージ

今回の検証は、同社が2013年3月19日に発表した、Thunderbolt搭載マザーボードによる4K2K出力のいわばAMDプラットホーム版というもの。ディスプレイには4K2K解像度の表示が可能なシャープ製32型液晶「PN-K321」を使用している。

検証に用いた「GA-F2A85X-UP4」

検証環境の主な構成は、マザーボードが「GA-F2A85X-UP4」、APUはA10-5800K、統合グラフィックスはRadeon HD 7660D、OSはWindow 8 Pro。ディスプレイと本体の間にDisplayPort変換アダプタをつないでいる。この環境で、1基のDisplayPortから「PN-K321」に接続し、3,840×2,160ドットでの表示を確認したという。

表示に当たっては、特別なドライバなどは必要とせずにAMD Eyefinityのマルチディスプレイ設定で、2ディスプレイ(2×1)に設定することで、解像度3,840×2,160ドット、リフレッシュレート60Hzの表示が可能となる。

Eyefinityによる設定

Eyefinityによるマルチディスプレイの設定をしなくとも3,840×2,160ドットでの表示は可能だが、リフレッシュレートは30Hzになるという。