公開初日を迎えたアニメーション映画『映画プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち』初日舞台あいさつが16日、東京・新宿バルト9で開催され、『ドキドキ! プリキュア』から生天目仁美、渕上舞、宮本佳那子、『スマイルプリキュア!』から福圓美里、田野アサミ、金元寿子、井上麻里奈、西村ちなみが登壇した。

前列左から、宮本佳那子、渕上舞、生天目仁美、福圓美里、田野アサミ、金元寿子、井上麻里奈、西村ちなみ

『映画プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち』はプリキュアシリーズ劇場版14作目で、2004年に放送された初代『ふたりはプリキュア』から最新作『ドキドキ! プリキュア』まで、総勢32名のプリキュアたちがオールスターで登場。歴代作品のクロスオーバー作品としては5作目となる。物語は、新たにプリキュアとなった『ドキドキ! プリキュア』の4人が「プリキュアパーティ」に招かれ、妖精学校を訪れるところから始まり、全プリキュアが一同に介しての戦う姿が描かれる。

舞台あいさつには、最新作『ドキドキ! プリキュア』と、2月まで放送されていた『スマイルプリキュア!』からキャスト8人、キャラクターたち9人が登場。プリキュアになることが念願だったという生天目は、「プリキュアに出ることが夢だったので、劇場版に出て皆さんにこうしてあいさつできるのは本当にうれしくて、感動しています。プリキュアが10年目で、私も声優になって10年で、本当に幸せです」と涙混じりに語っていた。『ドキドキ!』チームとして初めて劇場版のアフレコに臨んだ宮本は、「一緒にアフレコして、プリキュアの先輩たちの偉大さがわかりました。私たちもいつか後輩のプリキュアにすごいって思われるようになりたいです」と振り返りつつ、プリキュアへの想いを新たにし、渕上も声を揃えていた。

『ドキドキ!』にバトンタッチした『スマイル』チームの福圓は、登場して「スマイルのチームと一緒だとすごく笑顔で元気になれるので、こうやってみんなと集まれてすごくうれしいです!」とあいさつしたが、実は口上とポーズを全員揃って決める進行になっていたことをまさかのド忘れ。メンバー全員からツッコミが入り、井上が「これがスマイルチームだよね」とまとめる一幕も。後輩が加わったことには田野が「今回(福圓演じる)ハッピーが『ドキドキ!』チームと一緒に5人で向かって行くシーンがあって、ちょっと不思議なジェラシーを感じたのが新鮮でした」と語り、観客の笑いを誘っていた。

後半には、『プリキュア』10周年を祝う特大ケーキが登場し、キャスト陣からは驚きの声があがり、福圓が「(キュアメロディ役の)小清水亜美ちゃんと、何千人も声優がいる中でプリキュアのピンクは8人しかいないんだよねって話してたんです」、西村が「最初の『ふたりはプリキュア』のブラックとホワイト、ルミナスがいてくれたからこそここまで来れたので、一緒に出演できてよかったです」と、他の歴代プリキュアの話にも花が咲いていた。

『映画プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち』は全国公開中。