マカフィーは14日、同社ブログ「McAfee Blog」にて「2013年版 恋愛、人間関係、テクノロジーに関する調査」の結果を発表。恋人であっても、スマートデバイスや各種サービスのID・パスワード管理は徹底した方が良いと考察している。

調査は、2013年2月28日に20歳から39歳の男女を対象にオンラインで実施し、518名(未婚者は50.2%)から有効回答を得た。うち、FacebookやLINEを使用していると回答したのは70%だった。

その結果、親しい相手ほど個人情報をシェアする割合が高くなる背景がある一方で、全体の30%が「交際相手や配偶者のスマートデバイスの通話記録、メール、写真をチェックしたことがある」(未婚者に限ると42%)、「相手のSNSをチェックしたことがある」と回答。「相手を想う気持ちが強過ぎて『デジタル"ストーキング"』してしまうこともあるかもしれない」と紹介されている。

また、恋人と別れた後、「デジタルデバイスから写真を全て消去した」のは全体のうち23%、「SNSのつながりから消去またはSNSのアカウント自体を削除した」のは18.9%となった。

そして全体の10%が「別れた後、個人情報を含むメール、プライベートな写真を贈ったことを後悔した」と回答。未婚女性に限ると回答率は約2割に上ったという。

同ブログでは、「付き合っている間は『共感したい』と思っても、別れた後には共有してきた情報がリスクに変わってしまう。スマートデバイスや各種サービスにおけるIDやパスワードの管理は徹底した方が良い」と考察している。