こちらがそのレディー・ガガ特注、金でできた車椅子。その名も「チャリオット」 (C)BANG Media International

先月に右臀部の股関節唇損傷の手術を受けて以来、車椅子生活を送っているレディー・ガガが、24カラットの金でできた豪華な車椅子を使用している。

ガガは今回、高級ブランドのモルデカイに古代ギリシャ・ローマの二輪戦車を意味する「チャリオット」と名付けた車椅子を特注で作らせたという。同ブランドのデザイナーであるケン・ボロチョフが今回の車椅子を手がけているが、ケンはすでにガガと仕事した経験があったものの、今回のオーダーにはさすがに驚いたようだ。

ケンは公式な声明で「ガガからの電話はさすがに予期していませんでしたね。今まで車椅子をデザインしたことはありませんが、常に新しいチャレンジには興味があります。なので、今回愛情を込めて『チャリオット』を創りましたよ。女王様だけが座れる椅子ですね」と説明している。

車椅子は車輪も含めて全てがゴールドで覆われおり、座席部はヴィンテージのバイク・ジャケットからヒントを得てデザインされたブラックのレザー仕様、さらに取り外し可能なレザーの天蓋。しかもガガがいつでも休みたい時のために、リクライニング機能もついている。

怪我のために「ボーン・ディス・ウェイ・ボール」ツアーをキャンセルせざるを得なかったガガだが、特注の車椅子だけでなく、日本から27匹の鯉を輸入して自宅に設置した巨大な水槽で泳がせ、それを見ながら怪我の回復の気晴らしにしているという。ある関係者は「ガガは魚の夢を見たので、スタッフに鯉を入手させて巨大な水槽を設置させたと言っていましたよ。総額4万ポンド(約570万円)はかかっています。多くの人にとっては大金でしょうが、ガガにとっては大した金額ではないんです」と話している。

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