防災から災害後の対応まで、被災者の声を形にした「みんなの防災手帳」

フォルサ  [2013/03/11]

みんなの防災手帳 宮城県多賀城市版

東北大学災害科学国際研究所は、2013年1月に社会連携オフィス特定プロジェクトとして「『生きる力』市民運動化プロジェクト」を設立。そのプロジェクトの成果として「みんなの防災手帳」を制作した。

被災者の声を生かした"使える"防災手帳

同手帳は、東日本大震災を始め様々な自然災害の研究成果を生かし、同研究所の「実践的防災学」の理念を形にしたもの。被災者の声を実際に聞いてそれを生かした内容となっており、いざという時に役立つ家族のルールや情報が書き込める。災害意識の啓発を行うとともに、災害が起きた後の迅速な復旧復興につながるものを目指している。

手帳は7章から構成されており、そのうち6章は汎用性の高い防災減災対策情報を盛り込んだ。内容は発災前の心構えから始まり、発災後から10時間、10時間から100時間、と時間ごとに「命を守るために・生きのびるために」必要な情報を記載。最後の章は各自治体のオリジナルの地域情報を組み込んでいる。

2013年度は全国に先駆け、宮城県多賀城市が導入。市内全世帯約2万5,000世帯に、本年秋に配布予定とのこと。

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