フォルクスワーゲン グループ ジャパンはこのほど、欧州で2012年9月に発表した新型「ゴルフ」が、欧州「カー・オブ・ザ・イヤー2013」を受賞したことを発表した。同車はドイツ国内外で多数の賞を受賞しており、販売面でもきわめて好調となっている。

新型「ゴルフ」

新型「ゴルフ GTI」

第7世代となる新型「ゴルフ」は、プラットフォームを一新。全長、ホイールベースとも50mm以上延長され、全幅もワイド化されたが、車重は最大100kgも軽量化された。マルチ コリジョン ブレーキ システムをはじめ、XDS(エレクトロニック ディファレンシャル ロック)、プロアクティブ乗員保護システム、レーン アシストなど数多くの安全装備を搭載しているのも大きな特徴だ。

「欧州カー・オブ・ザ・イヤー」は今回で50回目と、ヨーロッパで最も歴史がある賞。欧州22カ国出身のジャーナリスト58名で構成される選考委員会により、経済性、快適性能、安全性、走行特性、機能性、デザインや技術革新などが審査される。新型「ゴルフ」は414点を獲得し、2位に212点もの大差をつけて受賞した。フォルクスワーゲンのモデルが受賞したのは、1992年の「ゴルフ」、2010年の「ポロ」に続いて3回目。

新型「ゴルフ」は今回の受賞だけでなく、「auto motor und sport」による「Best cars of 2013」、「Auto Zeitung」による「Auto Trophy 2012」、イギリスのテレビ番組「Top Gear」による「All the car you'll ever need」など、ドイツ国内外で多数の自動車関連や消費者媒体の賞を獲得している。