お笑い芸人のスギちゃんが6日、都内で行われた映画『クラウド アトラス』の公開記念イベントに出席した。

映画『クラウド アトラス』の公開記念イベントに出席した

15日から公開される映画『クラウド アトラス』は、19世紀から24世紀の500年間を舞台に6つのエピソードが交錯するデイヴィッド・ミッチェルの同名小説が原作の感動巨編。波乱に満ちた航海物語から名曲の誕生秘話、原子力発電所の陰謀、人殺しの人気作家、ネオ・ソウルのクローン少女、地球崩壊後のハワイといった6つの時代と場所で、6つの人生を生きる男(トム・ハンクス)の魂が、数々の体験によって成長していく――というストーリーで、主演のトムのほか主要人物を演じるハル・ベリー、ジム・ブロードベント、ペ・ドゥナ、ヒュー・グラントらが同じ魂を持つ複数の人物を演じ分けている。

同作にちなみ、マイルドスギちゃんやチャイルドスギちゃんなど6変化の写真を披露したスギちゃんは、主人公の特殊メイクをしたクラウドスギちゃんの姿で登場し、「スケールがでかくて重い内容かと思ったけど、想いは成就するというメッセージがある映画だった。誰かの行いで未来は変わっていくんだなぁと感じた」と語り、「見に行く必要は無いぜぇ~! って言いたいけど、言えないくらい感銘を受けました。是非、見て欲しいぜぇ~!」と真面目にアピール。MCに前世について聞かれ、「スカートめくりばっかりしてたんじゃないかな? 来世も変らずドスケベだと思う」と話し、来世の話になると「芸人は嫌です! 今度はオーディションをやる側になって『これ売れると思うの? 新しいと思ってる?』って言ってみたい」とほくそ笑んだ。

イベント終了後は報道陣の取材に応じ、ワイルドに変身した自身の姿に「時間はかかりましたけど、モテそうですよね~。元が良いのかな?」とご満悦で、「『テルマエ・ロマエ』とか出してくれないかな? 大画面で自分を見たい。知り合いに"平成の西田敏行さん"と言われたので、おこがましいけどご一緒してみたいです」と俳優業にも興味深々。今月から4年間に渡る"全国ワイルドツアー"を予定しているスギちゃんは「有名な占いの方に5年先まで忙しいと言われたんでね。もう困る~」と言いつつ、「いつ頃からお客さんが0になるんだろうという恐怖と戦いながらやっていきたい。4年後までお客さん入ってるんですかね?」と不安げな表情。最後に、恋について聞かれると「恋したいですよ!今しかないと思うんで、早く一緒に住んで子どもを作りたい。イベントに赤ちゃんを抱いて出たいです」と切実に語った。