元CAに聞いた! 飛行機やホテルでの乾燥対策、どうしたらいいの?

OFFICE-SANGA  [2013/03/06]

川上千香子さん

旅行や出張など、何かと飛行機や新幹線を使う機会は多いですよね。やっと冬が終わったと言っても、乗り物の中はとても乾燥しています。顔はカピカピ、髪もパサパサになってしまい、記念撮影なんてしたくない~! クライアントに会いたくない~! なんて思った方も多いのでは? そこで元CAにして、美容の専門家でもある川上千香子さんに話を聞いてきました。

フライト前のケアをしっかりと行いました

――私は飛行機に乗ると、あっという間に乾燥で悲惨なことになるんです。でも、CAの方って本当にいつもきれいですよね。

「いえいえ、とんでもない。お客さまは座席に座って保湿をすることができますが、CAはずっと働いていますので、フライト中は何もできないんです。まさかパックをしてお客様の前に出るわけにはいかないですよね(笑)。

普通、室内の湿度は60%くらいが理想なのですが、飛行機の中は20%くらい。それでもCAはお客さまの前では明るくきれいでいなくてはいけないので、たいへんなんですよ」

――そのために工夫されていたことはありますか?

「CAは飛行機に乗ってからは何もできないので、私はとにかく"乗る前にやるべきことはやる"でした。ボディクリームを全身にたっぷりと塗り、化粧水は通常よりも多めに。遅めのフライトのときには、シートパックでしっかりと保湿をしてから出かけました。

髪の毛は洗い流さないタイプのトリートメントをしていました。洗い流してしまうと結局、機内で髪がパサついてしまうのですが、洗い流さないタイプならばしっとりが持続し、髪の乱れを防いでくれます。

また、これは会社からも指示を受けるのですが、水分補給は常にこまめに行っていました。体の中から水分を補給することは、とても重要なことなんです。飲むものとしては、やはりお水が一番。水分をとる習慣は今も続け、乗客として乗った際にもこまめにお水を飲んでいます。

飛行機が現地に着いた後、ステイ先のホテルでの体のケアも怠らないようにしました。例えばゆったりと半身浴をしてしっかりとデトックスしたり、睡眠時間をきちんととったり。また、ホテルは飛行機内と同様に乾燥していますから、加湿器の用意がある場合は借りてみたり、お風呂にお湯をはって湯気を出す、部屋にぬれタオルを干すなどの工夫をしています」

イスの前に濡れタオルをかけるのも手

――乗客としては何か工夫できることはありませんか?

「たくさんあります。よく座席でシートパックをされているお客さまもいますね。とても簡単な方法では、濡らしたタオルを座席の前のテーブルのところに下げておくだけでも効果はあります。

乾燥すると口元にしわができがちですが、そういうときはマスクがいいでしょう。自分の息で保湿ができるんです。最近は濡れているマスクも出ているので、こちらもおすすめします。

また、目元も気になると思いますが、アイクリームをしっかりと塗ってからアイマスクをしてお休みになると効果大です。

そして意外に忘れがちなのが服装。フリース素材の服よりも、トレーナーなど綿素材のほうが静電気を起こしにくいんです。静電気は乾燥で起こりますが、静電気が起きると身体をさらに乾燥させ髪も乱れがちになるので、静電気が起きにくい服装のほうが、機内に適しているといえますね」

――服装にも注意したほうがいいのですね。ところで、化粧水や乳液などの液体は現在、機内に持ち込める量に制限がありますよね。

「はい。あらゆる液体は100mL以下の容器に入れなくてはいけません。また、これらは容量1リットル以下の透明プラスチック製袋に入れなくてはいけませんので、事前に準備をお忘れなく。

この液体にはジェル状のもの、練り物も含まれますので、ヘアジェル、ヘアクリームなども制限されます。リップクリームもジェル状のものはこの制限に含まれるので注意が必要です」

アロマを上手に使うのも◎

――川上さんはアロママッサージのプロでいらっしゃいますが、アロママッサージを旅先の乾燥対策に利用できますか?

「上手にマッサージすれば、乾燥対策になります。

アロマは西洋で医学の現場にも取り入れられ、日本でも昨今、大きく注目されるようになりました。私もCAの仕事柄、海外でアロママッサージを受けるなど、その魅力にはまったひとりです。

保湿にいいアロマといえば、甘い香りのスイートオレンジです。ただし、専門の知識のない方が精油を直接肌につけて、ご自身でマッサージをするのはおすすめしません。精油は希釈して使わなくてはいけませんし、ものによっては精油に不純物が入っている場合があり、そうすると不純物が一緒に肌に浸透してしまう可能性があるんです。また、マッサージの仕方が悪ければ、お肌にとって逆効果になることもあります。

ご自宅で精油を楽しむ場合は、肌に直接付着させるマッサージではなく、香りとして取り入れる方法がおすすめです。ホテルの枕やタオルに垂らすだけでも効果的です。

スイートオレンジの香りのバスソルトやクリームを持参するのもいいですね。周囲に迷惑をかけない、過度にならない程度の香りをハンカチに含ませて、乗り物の中に持参するのもおすすめです」

機内でも、搭乗前でも、できる限りの保湿はしっかりとして、有意義な旅を楽しみたいものです。うるおいのある笑顔なら、きっと旅先でいいことがありますよ。

■プロフィール
川上千香子
JAA日本アロマコーディネーター協会認定アロマコーディネーター、アロマセラピスト(ボディ・フェイシャル・リフレクソロジー)、アンチエイジングアドバイザー。東京都出身。JAL国際線CA時代には日本中、世界中のエステやアロマトリートメントを体感。世界各国の長所をブレンドしたオリジナルのトリートメントを、東京都品川区の完全個室のアロマトリートメントサロン・歯のホワトニングサロン「Fairy」でプロデュースしている。

(OFFICE-SANGA 平野智美)

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