トヨタ自動車は、スイスで5日から開催される『第83回ジュネーブ国際モーターショー』(3月5日~17日)に、超小型2人乗り電気自動車のコンセプトカー「TOYOTA i-ROAD」を世界で初めて出展すると発表した。

「TOYOTA i-ROAD」

同車は、バイク並みの使い勝手と新しい乗り味による楽しさを提供するとともに、都市での渋滞や駐車スペースによる交通問題をはじめ、低炭素で持続可能な街づくりに関する諸課題の解決など、様々なニーズに応えるという超小型2人乗り電気自動車のコンセプトカー。

通常の車に比べて1/2~1/4というコンパクトなボディサイズは取り回しが良く、駐車スペースの削減に寄与し、旋回Gに合わせて車体の傾きを自動的に制御する新開発アクティブリーン機構によって、安定した走行や一体感のある操作性を実現。季節や天候に左右されないクローズドなボディ構造のため、目的地まで快適に移動できるという。

電気自動車(EV)なので走行中の排出ガスはゼロであり、モーターならではの静かな走りを実現。一回の充電で50kmまでの走行が可能。

「TOYOTA i-ROAD」室内