姑に対してブチ切れそうな思いは抱えている?

女性同士の付き合いには何かと面倒が付きものだが、その最たるものが「姑との関係」だろう。優しさ、容姿、安定した収入……女性が結婚相手に望む条件はいろいろあるが、姑との相性は結婚してから初めてわかることも多いはず。今回はそんな「嫁姑問題」について、マイナビニュース会員の既婚女性200名に質問した。

「嫁姑問題を抱えているか」という問いに、「はい」は12%、「いいえ」は88%だった。「はい」と答えた人に、具体的にどのようなことでもめているかを教えてもらった。

■価値観の相違
・「育児や教育方針についてよくもめる」(34歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)
・「まだまだひよっこの私が見ても義両親は人生をなめすぎているように見える」(29歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)

■"家族"とはいえ、プライバシーは大切です……
・「留守の間に勝手に部屋の物に触る」(40歳/情報・IT/事務系専門職)
・「しょっちゅう家をのぞきに来る」(25歳/情報・IT/事務系専門職)
・「家庭に自分の時間と場所がないように感じる」(29歳/学生)

■子離れできていない
・「旦那ともめると、自分の息子に非があってもすぐにかばう」(37歳/金融・証券/営業職)
・「相手が一人っ子なので、典型的なカンガルー親子。いまだにお互い離れられず、何かと理由をつけては一緒にいたがる」(44歳/主婦)

■ひどすぎる言動
・「料理を見て『こんなものをうちの息子に食わせるなんて恥知らず!!』と言われた」(23歳/金融・証券/営業職)
・「義母に初対面のあいさつを無視されたこと、結婚式のドレス姿を"太っている"と言われたこと、式の最中に途中退席されたことなどで不信感が募っており、信頼できない」(30歳/医薬品・化粧品/営業職)

■嫌な思いをするので……
・「本当に会いたくない」(24歳/主婦)
・「会うたびにイヤミを言われるので、会う日が決まるとその日まで体調が優れない」(30歳/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)

■総評
嫁姑問題に悩む女性の割合は12%と決して多くはなかったが、姑の悪気のない(?)言動に悩まされる例は多いようだ。仕事や家事・育児などに忙しい妻たちの事情などを考えず、頻繁に帰省を催促する、連絡なく遊びにこようとする……といった例は、比較的うまくいっている嫁姑間でもよく挙げられていた。やんわりと忙しさをアピールするなど、ヒマじゃないことをわかってもらおう。

一方、姑との不仲が原因で夫婦関係がギクシャクしたり、健康にまで悪影響を及ぼしているような深刻なケースもあった。多少の小言は聞き流したいが、人格を否定するような悪口にまで発展してしまうなら、夫に助けを求めたいところだ。この夫の態度によって妻は救われるか、さらにつらい状態に突き落とされるかは分からないが……。

昔に比べると、嫁と姑の関係もずいぶんサッパリしてきているようだが、妻にとって姑が気を遣う相手であることには変わりない。ちょっとした苦手意識を持ったり、おせっかいを迷惑に感じてしまうのは仕方のないことだろう。とはいえ、できればストレスなく付き合っていきたいもの。作り笑顔で振り回されるよりも、ずうずうしくても自分の希望を伝えてしまったほうがお互いのためになるのかもしれない。

調査時期: 2013年2月14日~2013年2月18日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 女性200名
調査方法: インターネットログイン式アンケート