料理した後の余った野菜をうまく活用するには

献立って、毎日考えるのはとても大変ですよね。また、よい献立で料理を作ったとしても材料がほんの少し余ってしまい、その材料で別の献立を考えるのがこれまた面倒…。

そこで今回は、余りやすい食材を活用する方法、食品まとめ買いのポイントなどを整理してみました。

■食べない野菜は、野菜だしに

野菜の残り物があったら、それらを全部煮込んで、野菜だしにしてしまいましょう。野菜は野菜くずをまとめて1時間ほど煮込み、ざるで濾(こ)すだけで大丈夫です。

野菜だしができたら、氷キューブ状にして冷やして固めてしまうと便利です。使用するときにだけ、みそ汁やスープにポンと入れるだけです。

また煮込む時間がとれない時は、野菜を干しておき、干し野菜でスープをとるのも一つの方法です。

■余りがちな大根・にんじんなどの野菜は、浅漬けに

食べやすい大きさに切って、塩で軽くもみ、しょうゆとめんつゆに浸しておくだけで簡単に浅漬けができます。水分がたっぷり出るので、食品保存容器で保管しましょう。めんつゆがない時は昆布+しょうゆで簡単に浅漬けができます。

■余ったおかずは、スープに

また、材料ではなく作ったおかずそのものがあまってしまった場合は、スープにしてみるのもよいでしょう。スープのだしと風味がアップするのでオススメです。

中華風のおかずは中華スープに、洋風のおかずは洋風スープに、和風のおかずは和風スープにしてしまいましょう。例えばキンピラが余ったら、トン汁に。シチューが余ったら、クリームスープに。チンジャオロースや八宝菜も、かきたまと一緒にかたくり粉でとろみをつけたスープに入れればおいしい中華スープになります。

■旬の野菜や魚から、献立を考える

献立そのものを考えるのが面倒というときは、旬の野菜や魚から考えてみましょう。

旬の野菜は栄養価も高く、値段も手ごろ。レシピベースで献立を考えると、材料費も高くなり食材も余りがちです。まずは旬の野菜や魚をベースに、献立を組み立てると四季折々の素材も楽しめ、献立に変化が生まれます。

冬であれば、かぶや大根、白菜を使ったポトフやスープ、鍋、ぶり大根、ふろふき大根におでん、炊き込みご飯、蒸ししゃぶ…などなど。料理の材料がわからない時は、スマホを活用してレシピ検索してみましょう。