電通、日本テレビ放送網、テレビ朝日、東京放送ホールディングス、テレビ東京ホールディングスなど9社は20日、アジア太平洋地域向けに、日本のコンテンツを放送するケーブルチャンネル「Hello! Japan」を立ち上げ、シンガポールで2月25日より放送をスタートさせると発表した。

同チャンネルは、2月25日に本放送を開始するシンガポールを第1弾に、順次放送エリアを拡大し、計11カ国・地域(シンガポール、インドネシア、フィリピン、香港、マレーシア、タイ、オーストラリア、ベトナム、インド、韓国、台湾)での展開を予定。出資者は、電通、日本テレビ放送網、テレビ朝日、東京放送ホールディングス、テレビ東京ホールディングス、Singapore Media Alliance(シンガポールの投資会社)、イマジカ・ロボット ホールディングス、北海道テレビ放送、小学館集英社プロダクションの9社で、複数のメディア・コンテンツ企業が主体的に連携してコンテンツの総合編成を行い、海外で放送事業を行うことになる。ラインナップは、アニメ、バラエティー、ドラマ、音楽、映画、旅、食、情報、スポーツなど多岐にわたる予定で、番組内容と連動したテレビCMやイベントなど、広告コミュニケーションの相乗効果を高めるための施策も展開するという。