ラトックシステムは31日、USB 3.0とeSATAに対応した5段リムーバブルHDDケース「SA3-DK5-EU3R」と、トレイ前面にメモリ液晶を搭載する「REX-SATA M」シリーズ用交換トレイの5個セット「SAMTR5-BK」を発表した。2月下旬より発売し、価格は19,950円より。

SA3-DK5-EU3R

「SA3-DK5-EU3R」

「SA3-DK5-EU3R」は、ハードウェアRAIDコントローラを搭載したリムーバブルHDDケース。価格は54,600円。全5段のトレイ式で、SATA HDDを5台まで内蔵できる。4TB HDDの動作も確認しており、最大で20TBの容量を構築可能。

対応RAIDモードはRAID 0/1/3/5/10のほか、3台以上のディスクを多重化するCloneモード、2台以上のディスクを結合するLargeモード、ポートマルチプライヤー対応のeSATAポートに接続してそれぞれ独立したディスクとして認識するスタンダードモード。加えて、複数のRAIDモードを組み合わせるマルチボリュームも使用できる。

インタフェースはUSB 3.0とeSATAの両対応。ホットスペア/オートリビルド機能を搭載。本体サイズは約W178×D417×H278mm、重量は約7kg。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8、Windows Server 2008 / 2008 R2、Mac OS X 10.4以降。


SAMTR5-BK

「SAMTR5-BK」

「SAMTR5-BK」は、トレイ前面にメモリ液晶を搭載する「REX-SATA M」シリーズ用交換トレイの5個セット。価格は19,950円。SATA HDDを1台内蔵できる。「REX-SATA M」シリーズで使用した場合、メモリ液晶を更新する機能を搭載し、HDD型番/ドライブ名/空き容量などを表示する。表示内容の書き換えは専用ソフト「RATOC 液晶表示マネージャー」から行う。

「REX-SATA M」シリーズ以外にも、USB 3.0リムーバブルケース「SAMDK1-U3」や、USB 3.0トレイ接続キット「SAM-IFK-U3」でも使用可能。ただしメモリ液晶の更新が行えないといった制限が生じる。本体はアルミ製で、トレイ用のコネクタガードが付属。