500円と比べるとその大きさが分かる

群馬県園芸協会は1月22日、群馬県庁(前橋市大手町)で「第30回いちご品評会」を開催。同品評会では、今年で4回目となる「ジャンボいちごコンテスト」が行われ、群馬県開発・育成品種のいちご「やよいひめ」が、4年連続で優勝した。

同コンテストは、出品されたいちご5個の合計重量で競われる。優勝した「やよいひめ」(生産者 丸山邦雄さん)は、5個合計の重さが434グラム、1個の平均は87グラムと、2Lサイズいちご(約16グラム)の5倍以上だった。

なお、今年は低温続きという悪条件だったため、昨年の記録(460グラム)には及ばなかったものの、立派に育ったいちご17点が出品されたとのこと。

優勝した「やよいひめ」は、群馬県が約10年かけて育成した大粒(平均果重20グラム)の品種。甘みと酸味のバランスがよく、実がしっかりしていて、日持ちするのが特徴となっている。