2006年からクールビズを導入した割合は35%

ニューヨーカーが運営するファッション通販サイト「NY.online -エヌワイ・オンライン -」は、クールビズについてのアンケートを実施。調査は2012年12月17日~2013年1月7日にかけて、メールマガジン会員494名を対象に行った。

クールビズの導入は2006年の開始時は3割強

まず、「あなたの会社がクールビズを導入したのはいつからですか?」と尋ねたところ、クールビズが開始された2006年から導入した、と回答した割合は35%だった。「2010年」「2011年」と回答した割合がそれぞれ13%。2011年に発生した東日本大震災の影響で「スーパークールビズ」の導入が推奨され、企業の導入が進んだようだ。

社内のクールビズを100点満点で評価すると「80点」が最多

次に、「あなたの会社の2012年クールビズを100点満点で評価すると何点ですか?」と聞くと、80点台という高い評価が全体の30%と最も多かった。以下、70点台、60点台と続く。また、自社の取り組みが100点と評価した回答者は全体の約4%、40点以下の低い評価は全体の約5%となっている。

80点台という高い評価が全体の30%を占めていた

企業や部署単位でクールビズのガイドラインを設定

クールビズ実践に関する会社のルールについては、企業や部署単位でクールビズのガイドラインを設定している割合が、全体の約60%と最も多かった。個人の判断で実践していると回答した割合は、29%にとどまった。

全体の約60%が、企業や部署単位でクールビズのガイドラインを設定

クールビズのメリット「特にない」が最多回答

2012年のクールビズを実践したことで「メリット」と感じた事について尋ねると、「特にない」という回答が最も多かった。「効率が上がった」と回答した割合は25%、「職場の男性のコーディネートが華やかになった」という回答は16%となっている。一方、デメリットでも「特にない」が42%で最多。「洋服代がかさんだ」という意見は13%だった。

クールビズでのメリットを特に感じていない割合は35%