ジェーシービー(以下、JCB)とJCBの海外業務を行うジェーシービー・インターナショナル(JCBI)は21日、台湾におけるJCBブランドカードのプロモーションキャラクターを「ドラえもん」に決定したと発表した。

JCBは、1981年に台湾進出。以来、現地金融機関と提携しJCB加盟店を拡大してきた。台湾は、労働力人口1人当たりのクレジットカード保有枚数が3.1枚というクレジットカードの成熟市場で、現地におけるJCB会員数は130万人に上る(2012年9月末時点)。

今回、同社がプロモーションキャラクターに「ドラえもん」を採用したのは、今後、台湾でのカード発行や利用促進を強化するにあたり、「ドラえもん」が現地においても高い知名度と人気を誇る消費者に身近なキャラクターであると同時に、日本発でJCBとの親和性が高いことが主な理由だとしている。

21日より、JCBカードの取扱いを表す店頭表示用ステッカーとして、JCBエンブレムと「ドラえもん」をあしらったオリジナルステッカーを現地のJCB加盟店に掲示。なお、台湾では、キャラクターと国際ブランドを同時にデザインした加盟店向けステッカーは珍しく、認知度の向上やイメージアップを期待できるとのこと。

JCB加盟店向けオリジナルステッカー(一例)(出典:JCBWebサイト)

JCBエンブレムと「ドラえもん」をデザインしたJCB加盟店用オリジナルノベルティも作成。店の出入口に表示するオープン・クローズ札やレジ横に置くロゴスタンド・名刺立て、ビルホルダーなどを順次配布していく。

また、JCB会員向けプロモーション第一弾として、台湾最大のショッピングモール「微風広場」とタイアップし、キャンペーンを実施。JCBカードの利用に応じて、「ドラえもん」をデザインしたブランケットや枕、ティシューケースなどの限定グッズをプレゼントする。期間は2月1日~4月7日。

大手オンラインショッピングモールの「台湾楽天市場」ともタイアップ。2月1日~3月29日の期間、台湾楽天市場に「ドラえもん」を使用したバナー広告を掲示し、JCBカードの利用促進を図る。

このほか、現在開催中の「台湾ドラえもん誕生100年前イベント」(主催:聯合報、Animation International、松山文創園区)にメインスポンサーとして協賛。2013年4月7日までの開催期間中、入場チケットの購入やイベント内でのショッピングの際に、JCB会員向け割引優待などの特典を提供するとしている。