今年(2013年)のバレンタインにチョコをあげる予定の相手

江崎グリコは、全国の10代から20代の未婚女性(400人)と、小中学生の女の子を持つ母親(200人)を対象に、「バレンタイン事情2013」調査を実施。その結果、今年のバレンタインでチョコをあげたい人は「女友達」が最も多く、家族同士でチョコを贈る「ファミチョコ」も浸透しつつあることが分かった。調査期間は、2012年12月18日から12月19日。

娘の2人に1人が「パパチョコ」を実践

10代・20代の独身女性に、今年(2013年2月)のバレンタインデーの計画について聞いたところ、チョコをあげる予定の相手は「女友達(68.5%)」がトップになった。

2位は「父親(44.3%)」で、「彼氏(38.0%)」や「告白したい男性(10.3%)」より高くなっており、娘の2人に1人は父親にチョコをあげる予定と回答している。このことから、家族にチョコレートを贈ったり、もらったりする「ファミチョコ」が浸透しつつあることが伺える。

バレンタインデーは、女子同志でチョコイベントを楽しむ場に進化

バレンタインをきっかけにしたことがあること

バレンタインで今後もやってみたいこと

バレンタインデーをきっかけにしたことがあることを聞いたところ、「チョコレート料理を作ったり、食べに行ったりした(23.8%)」、「友達や自分の家でチョコパーティーをした(23.0%)」、自分が作ったチョコを「ブログやSNSにアップした(22.0%)」となっており、約4人に1人が、バレンタインをきっかけに仲間と集まったり、情報を共有していることがわかった。

また、バレンタインデーに今後もやってみたいことを聞くと、「友達や家族と一緒にチョコを作る(59.7%)」が最も多く、次いで「友達や自分の家でチョコパーティー(39.5%)」、「チョコを使った料理を作ったり、食べに行ったり(36.3%)」、「バレンタイン女子会(27.0%)」となっている。

バレンタインに、一緒にチョコを食べたい相手、パーティしたい相手

なお、バレンタインに一緒にチョコを食べたり、チョコパーティーをしたい相手は、「彼氏」や「告白したい男性」ではなく「女友達」がトップ。バレンタインデーは、恋人とドキドキ過ごすのではなく、女子同士でにぎやかに過ごす方が好まれていることが分かった。

今後はチョコを媒介にした"チョコミュニケーション"の日へ

今のバレンタインデーがどのような日かを聞いたところ、「おいしいチョコを食べられる日(46.8%)」、「感謝の気持ちを伝える日(46.0%)」、「チョコを使って誰かとコミュニケーションする日(40.5%)」と回答。

また、今後どのような日になるかを聞いたところ、「感謝の気持ちを伝える日(41.3%)」、「おいしいチョコを食べられる日(40.7%)」、「チョコを使って誰かとコミュニケーションする日(39.2%)」となった。

このことから同社では、バレンタインデーにおける「恋人を作る日」という本来の意義が薄れ、「感謝の気持ちをチョコで伝え合う日」となっていくと予測。これからのバレンタインデーについて、「チョコレートを媒介にコミュニケーションする『チョコミュニケーションの日』となっていくと考えられる」とまとめている。

なお、詳細な調査結果は、同社公式ホームページを参照のこと。