夫のキャバクラ通い、許せる?

夫のスーツのポケットから出てきた源氏名の名刺。これはキャバクラ……? 夫のキャバクラ通いを許せるかどうか、マイナビニュース会員既婚女性197名に調査した。

「夫がキャバクラに通っていたとしたら許せますか?」という質問に、「許す」と答えた女性は42.1%、「許せない」は57.9%だった。既婚男性に行ったアンケートでは、「妻はキャバクラ通い容認派」と回答している男性が目立ったが、この結果……。早速、許す派、許さない派に聞いたその理由を紹介しよう。

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■「許す」という人の意見
・「仕事の付き合いなら許すが、プライベートで行くのは許せない」(29歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「羽を伸ばすことは大切」(32歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
・「息抜きもいいと思うし、キャバクラの話が聞いてみたいから」(25歳女性/電機/事務系専門職)
・「自分が優しくしたり気を使うのは面倒なので、キャバクラでストレス発散できればまあ黙認する」(36歳女性/生保・損保/事務系専門職)
・「そういうノリのキャラなので」(27歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)



■「許さない」という人の意見
・「結婚前ならいいが結婚後はダメ、お酒を飲みたければ居酒屋に行けばいい」(35歳女性/電機/技術職)
・「共働きで子供の世話も家事もさせてキャバクラはありえない!!!!! 」(35歳女性/情報・IT/事務系専門職)
・「他の女の子にときめきを感じてると思うとむかつくから」(25歳女性/食品・飲料/販売職・サービス系)



■金銭的にも許せない
・「無駄遣いだと思うから」(26歳女性/商社・卸/事務系専門職)
・「その分私に何か買ってほしいです」(40歳女性/学校・教育関連/専門職)
・「そんなところで使う金があるなら貯金しろ」(31歳女性/小売店/事務系専門職)



■バレたら、離婚です
・「生理的に受け付けない……自分に非があるかもしれないが、やっぱり許せない」(33歳女性/小売店/事務系専門職)
・「気持ち悪い、そんなに女と話したいなら離婚して1人で自由にやればいい」(36歳女性/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「即、離婚」(26歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)



■実際に夫がキャバクラに行っていた人の話
・「営業で行くとはいうものの、話を聞くとムッとなるし、名刺とか出てくると不快」(37歳女性/金融・証券/営業職)
・「黙って行ったことがわかったとき、すごく嫌な気持ちがした……嫉妬もあるし、家計のやりくりを頑張ってやっているのに、一気にお金を無駄に使われた気がしたから」(30歳女性/食品・飲料/営業職)



■総評
「許す」より「許さない」が上回った。ただし、「許す」と言っても仕事の付き合いなら仕方ないが、趣味や本気なら許せない、という声がほとんどだった。「仕事」や「接待」を持ち出されると、女性も文句を言いづらいようだ。また、キャバクラに行くことよりそのことを隠されることがイヤ、という声も。話をしてくれるということは、やましいことは何もないのかな、と安心するのは女性特有の心理か。反対に、プライベートだとしても「ただの遊び」だから息抜きならば別に構わない、という寛容な女性も意外にいた。変わったところでは、純粋にキャバクラに興味があって「自分もキャバクラに連れて行ってほしい」という無邪気な声もあがった。

「許せない」という女性は、「とにかく私以外の女とお酒を飲んで楽しむなんて許せない! 」という怒り爆発な回答が多かった。「生理的に受け付けない」「寂しい」「嫉妬する」「気持ち悪い」「ムカつく」など、感情的な言葉が並ぶ。さらに、同様の男性編アンケートでは見ることがなかった「離婚」の二文字をちらつかせた女性もいた。「キャバクラ=浮気」と考えている人が多いようだ。

お金を使われるのがイヤ、という女性も非常に多かった。「くだらない」「もったいなさすぎる」「そんなことに使うくらいなら家計に入れろ!」など、こちらもどこか怒りまじりな回答が目立った。

(文・アリウープ 中嶋絵里)

調査時期: 2012年12月11日~2012年12月17日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 女性197名
調査方法: インターネットログイン式アンケート