トヨタ自動車は25日、高級セダン「クラウン」の"ロイヤル"シリーズと"アスリート"シリーズをフルモデルチェンジして発売した。価格は、"ロイヤル"シリーズが353万円から536万円、"アスリート"シリーズが357万円から575万円。

「クラウン ロイヤルサルーンG」(ハイブリッド・2WD : オプション装着車)

今回のフルモデルチェンジで14代目となる新型クラウンは、原点に立ち返って優れた乗り心地や高い静粛性を向上させたほか、現代のクラウンに求められる要件を積み上げていくことを念頭に開発したとのこと。

具体的には、一目で新型クラウンと分かる個性や躍動感のあるスタイル、新世代直噴技術「D-4S」搭載の2.5L直列4気筒アトキンソンサイクルエンジンと高トルクモーターを組み合わせた新開発FR専用ハイブリッドシステム(JC08モード走行燃費23.2km/L)の採用、前後サスペンションアームの剛性を最適化するなどの改良が加えられている。

そのほか、「アダプティブハイビームシステム」や「パノラミックビューモニター」などの先進支援システムや、「プリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式)」「インテリジェントクリアランスソナー」「ポップアップフード」といった先進安全装備を設定している。

「クラウン アスリートG」(ハイブリッド・2WD : オプション装着車)