JR東日本は2013年3月16日のダイヤ改正にて、中央快速線での特別快速(中央特快・青梅特快)の最高速度を向上させるとともに、データイムの特別快速の増発などを行う。

新宿~八王子間の所要時間が3分短縮され、中央特快・青梅特快が増発されることに

中央快速線新宿~八王子間の現在の最高速度は95km/hだが、ダイヤ改正後は100km/hに向上。これにより、同区間における特別快速の所要時間は最大3分短縮され、最速33分で結ばれることになった。

同時にデータイムにおける快速の一部が特別快速に変更されることに。現在は平日・土休日ともに1時間あたり快速10本・特別快速4本の運転だが、ダイヤ改正後、平日は1時間あたり快速9本・特別快速5本(中央特快4本、青梅特快1本)、土休日は快速8本・特別快速6本(中央特快4本、青梅特快2本)の運転となる。新宿~立川間では11~16時頃にかけて、下り特別快速がおおむね7~15分間隔(現在は10~20分間隔)、上り特別快速がおおむね7~17分間隔で到着するとのこと。

中央線は今回のダイヤ改正で、上りの「スーパーあずさ6号」が東京駅まで延長(東京駅10時53分着)されることに。また、高尾~大月間において利用者の少ないデータイムの列車を見直す一方、夜間に同区間の列車を1往復増発し、高尾駅21時4分発の列車を東京発に変更するなど、帰宅の時間帯に利用しやすいダイヤとなる。